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トイレのリフォームで節水効果はどれほど?費用や年間節約額もまとめて解説

リフォーム

處        浩之

筆者 處 浩之

不動産キャリア23年

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トイレのリフォームを考えたとき、「どのくらい水が節約できるのか」「実際の節約効果は本当にあるのか」と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。毎日使う場所だからこそ、節水の仕組みやその費用対効果を知ることはとても大切です。この記事では、最新の節水型トイレ導入による年間節約額の試算や、工事費・補助金情報、知っておきたい注意点まで分かりやすく解説します。ご自身に合ったリフォームの判断材料として、ぜひ参考にしてください。

節水リフォームで変わるトイレの水使用量と節約効果

まず、昔のトイレ(2000年以前)では、1回あたり約13リットルの水を使っていたのに対し、最新の節水型では約3~6リットル、さらに最先端の「超節水型」では約3~4.8リットルにまで減っています。その節水率は従来型に比べ約55~77%とかなり高いことがおわかりいただけます。これはメーカーのデータにも基づく信頼できる数値です。

トイレタイプ1回あたり水量節水率(従来型との比較)
従来型(2000年以前)13リットル
節水型(2010年代以降)3.8~6リットル約55~70%
超節水型(最新)3~4.8リットル約70~77%

たとえば4人家族が1日1人あたり6回トイレを使用する場合、従来型では年間約113,880リットルの水を使いますが、節水型だと約42,048リットルに。これにより年間の水道代がおおよそ19,000円ほど削減できます。つまり、トイレを節水型に替えるだけで、家計にも環境にも優しい効果が期待できるのです。

節水トイレリフォームの費用と補助金の可能性


節水性に優れた最新型トイレへ交換する際の費用と、国や自治体からの支援制度についてご紹介します。

項目 費用の目安 補足
本体+工事費 10万〜25万円 節水型便器+標準工事の相場です
内装込みリフォーム 18万〜50万円 床壁天井なども含めた全面改装の場合
補助金額 2.1万〜2.3万円/台 国・自治体の支援制度が利用可能な場合があります

まず、おおまかな費用として、節水型トイレ本体と工事費をあわせておおむね10万~25万円程度が一般的です。これは、節水トイレ特有の機能を備えつつ、標準的な工事で交換する場合の目安です。 

さらに、床・壁・天井などを含めたトイレ空間全体を一新する全面リフォームでは、18万~50万円程度となります。これは機能性と快適性を両立させたい方に適したプランです。 

なお、節水トイレを導入することで、国や自治体から補助金を受けられるケースがあります。たとえば「住宅省エネ2025キャンペーン」などでは、節水性能や清掃性の高いトイレに1台あたり約2.1万円の補助があり、自治体によってはさらに1~2万円程度の助成が追加されることもあります。 

最後に投資回収の観点では、たとえば月々の水道料金が数百円安くなり、年間で数千円から1万円台の節約が見込めます。その結果、補助金を含めた工事費の回収には数年から十年程度かかることもありますが、長期的に見ると経済的に優しい選択です。

節水トイレのその他のメリットと注意点


節水トイレには、水道代の節約だけでなく、掃除のしやすさや節電など、思いのほか多くの付帯メリットがあります。まず、便器表面に施された防汚コーティングやフチなし構造により、汚れがつきにくく落ちやすくなり、日々の掃除負担が軽減されます。また、タンクレストイレであればタンクまわりの凹凸が減るため裏側の手入れも楽になり、清潔感を保ちやすくなります。さらに、最新機種には自動洗浄機能や節電設計が搭載されており、使用に伴う細かな手間や消費電力も抑える工夫が随所に見られます。

メリット内容備考
掃除のしやすさフチなし構造や防汚コーティングで汚れが付きにくい日々の手入れが楽になります
節電効果自動洗浄や温水洗浄便座が省エネ設計使用電力量を抑制可能です
見た目・衛生性タンクレスタイプで凹凸が少ない掃除しづらい部分に届きやすい

ただし、節水トイレにはいくつか注意点もあります。まず一つ目は「詰まりやすさ」です。少ない洗浄水量ゆえトイレットペーパーや排泄物が流れにくくなる傾向があります。特に排水管の勾配が緩やかだったり、古い配管環境ではそのリスクが高まりますので注意が必要です。二つ目は「設置条件への配慮」です。水圧が充分でないと洗浄力が落ち、タンクレストイレでは特に問題になりやすくなります。また、床排水・壁排水など排水方式に対応した製品選びや、排水芯の確認も欠かせません。これらの点が合わないと、せっかくの節水機能が十分発揮されず、詰まりや設置不可に繋がる恐れがあります。

リフォームにあたっては、まず水圧・排水方式・配管径などを施工前にしっかり確認することが肝心です。専門業者による現地調査を経て、使用環境に合ったトイレを選ぶことで、節水の恩恵を最大限に得つつ、安全で快適なトイレ空間を実現できます。

トイレリフォームの判断基準と次の一歩への案内


トイレのリフォームを判断するための軸は、「節水効果」「費用対効果」「使い勝手」の三点です。まず節水効果では、従来型(約13リットル)と比べ、最新の節水型では3~4.8リットルと大幅に削減され、4人家族では年間約2万円の水道代節約が見込めます 。費用対効果では、価格差を約5万円とし、節約額を年間2万円とした場合、投資回収は約2~3年という試算もあります 。使い勝手では、掃除のしやすさや水圧・排水方式など、実用面に問題がないかを確認すべきです 。

ご自身で確認しておくべき情報として、以下のリストがあります。

  • ご自宅のトイレの設置年(年式)
  • 現在の水道料金単価(地域によって異なります)
  • ご家庭での一日あたりのトイレ使用回数
  • ご自宅の排水方式(床排水か壁排水か)
  • ご自宅の水圧の強さ

次のステップとしては、これらの情報をもとに、専門のリフォーム業者へ相談されることをおすすめします。業者は、実情に応じた節水性や使い勝手、費用のシミュレーションを提示できるため、安心して判断できる材料が得られます。

判断基準注目ポイント確認方法
節水効果1回洗浄水量、年間の節水額従来型と節水型の水量比較
費用対効果本体・工事費と節水による節約額価格差と回収年数
使い勝手掃除のしやすさ、水圧適合、排水方式便器形状・排水方式の確認

こうした判断基準を整理したうえで、まずは専門業者にご相談いただくことが、最適なリフォームへの第一歩です。お気軽にお問い合わせください。

まとめ

トイレのリフォームにおいて、節水型トイレを選ぶことで日々の水の使用量を大幅に減らすことができ、水道料金の節約にもつながることが分かりました。また、設置費用や補助金の存在、さらには掃除のしやすさなど付帯するメリットも豊富です。ただし、リフォーム前には水圧や排水方式の確認といった注意点もあります。ご自身の家庭状況や費用対効果をしっかりと見極め、専門業者に相談しながら、安心してリフォームを進めていただくことをおすすめします。

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