相続した不動産についてのポイント
相続したら不動産の話がついてまわります。
それはなぜでしょうか?
ここで、とりあえず覚えておいていただきたいポイントを4つお話します
①相続手続きは細かいところも確認が必要
相続税の申告(10か月以内)や生命保険請求(3年以内)のほか、高額医療費や葬祭費の請求、遺族年金、準確定申告、各種名義変更など様々な手続きがあります。クレジットカード付帯の保険などは見落としがちです。期限のあるものも多いので、細かいところも再度見直して手続きできるものは早めにすましておくと安心です
②相続登記は早めにするべきか?
基本的には相続登記には期限がなく名義の変更をしていなくても罰則はありません。しかし相続後すぐに相続登記を済ませることによって、相続税の優遇措置が受けられる可能性もあります。また登記せずに年数がたち、新たに相続人がふえて手続きが複雑になる...というようなことをさける避けるためにも、
早めに相続登記をすませるかたもいらっしゃいます
③節税や控除の特例は早目のご準備を!
土地の評価額をさいだい80%下げ、土地への課税を大幅減額する「小規模宅地等の特例」という制度があります。相続税は現金払いなので、納税のために不動産を手放すことを回避するのが目的です。また、相続税の「配偶者控除」の特例もあります。いずれも適用条件があり、申告書の提出が相続開始を知った日から10か月以内です。
④空き家の放置は費用が掛かります
不動産は所有しているだけで最低限の維持費がかかります。住まないからといって空き家にしていても、水道や電気、ガスの契約を解除すると手入れもできなくなり庭の剪定などを依頼するにも人件費がかかります。老朽化を防ぐために定期的なメンテナンスも必要です。固定資産税や都市計画税などの税金も発生します。
とりあえず、この4つのポイントを覚えておいていただきたいです
わからないことも多々あると思いますので、その時はご相談ください
不動産、相続のことは昭和ハウジングセンターへ
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